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本のタイトルも表紙もわからない本屋さんから学ぶこと

本のタイトルも表紙もわからない本屋さんから学ぶこと

皆さんは梟書茶房というカフェ兼本屋さんをご存じでしょうか?

少し変わったお店で、店主のお二人のお勧めの書籍を厳選して
一冊一冊に感想とオススメの理由を書いてあるお店なのだそうです。
しかもなんと!題名や装釘は隠して販売されているとか!

有名なソムリエにお勧めのワインを聞いて買うような感覚なのかなぁと思いましたが、
自身(お店側)の解釈が一つのエンターテイメントであり
付加価値になっているところが非常に面白いですよね。

確かに世の中には名著だけでも書籍は五万とありますから、
まず「選びやすい」というのはとっかかりとして最高ですよね。
世の中に溢れるあまりにも多い情報を厳選して、これだけ見ておけばいいよ
と教えてくれること自体にもなんだか価値を感じます。

そして何より「本好きの方」が「本に興味がない人」に
どうしたら本を手に取って楽しんでいただけるか?を考えた結果が
こうなったというのがとても画期的だと思いました。
本当に本が大好きでその魅力を伝えたいと考え抜いた軌跡のようなものが感じられ
心が揺さぶられる思いがしますね。

さて、私はこのシステムを社内の人材育成でも活用できると感じました。

というのも今までの私は部下に対しても「この本すごくいいよ」と
書籍のタイトルをお勧めしたりしていたのですが、
実務面の正論にかまけて、この本で何が獲得できるかということや
どういう気持ちになれるのかというワクワク、エンターテイメントを
非常に疎かにしていたなと気づいたのです。

仮にバリバリ実務の本だとしても、読んでもらえなければ意味がないので
読みたいと思えるエンターテイメント性は必要ですよね。

これはきっと社内研修等でも言えるのだろうと思いました。

研修を準備し提供する側からしたら、
教える場を作るだけでもありがたい話なのに
受ける側のワクワクまで作らないといけませんか?
という気持ちになるかもしれませんが(笑)
せっかく場を作って教えるならば、
学習効果は高いに越したことはありません。

その方がきっと研修を提供している側も楽になれると思いますから、
同じ時間を使うならぜひ「ひと手間」かけて効果を倍増させてみていただきたいのです。

と!
偉そうに言っている私も最初の気づきの通りで
すぐひと手間をかけることを忘れたり、かけているつもりが、
ひと手間をかけてないことに気づいたりします。

私も梟書茶房の店主さんたちを見習って、
そもそもあまり興味がない人、別にそこまでできるようになりたいと思っていない人に対しても
やってみたいという気持ちに火を付けられるようなひと手間をかけられる人間でありたいと
改めて思わせていただきました!

是非一度店舗にも足を運んでみたいと思います(^^)

人事コンサルタント
金森秀晃

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