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心配事が一瞬で消える?!魔法の言葉

心配事が一瞬で消える?!魔法の言葉

先日、OJT担当のスタッフと談笑していたときのことです。
若手スタッフが自分の思ってもみないことで、案件を進めることができていない時に、自分の過ちに気付いたということを話してくれました。

ある日、新人Aさんから相談があるから時間をもらえないかと依頼されたときのこと。
話を聞いてみると、部下Aさんは相手先へ提案をするにあたり、
様々なことが気になっており、滞っていたということが分かったのだそうです。
気になっていたこととしては、
・研修の一連の流れがスムーズか
・ワークの時間調整をどうすればいいかがイメージがわかない
・メールの最初の入り部分をどういう表現をしたらいいだろうか
などでした。

相談されたOJT担当者は、最初Aさんが気にしていたことを一つ一つ解消していこうとしていたのですが、これでは解決にならないと感じるようになってきたそうです。
そこで出てきたのが
「Aさんは、この研修を終えた後でクライアントにどうなっていて欲しいの?」という言葉でした。
この問いかけに、Aさんはハッとした表情を浮かべつつ自分の意見を述べたそうです。
それを踏まえて、気になっていたことについて気にする必要があるのか(対策を取る必要性の有無)をまず一緒に考えてみたところ、気になっていたことの2/3程が一気になくなった(検討しなくとも問題ない)のだそうです。

OJT担当のスタッフは、
悩みを抱えている人の”どうしたい”を引き出すと、問題と思い込んでいることの大半が消えるのだということが分かったのだそうです。
「同じ目線で問題解決をしようとするのではなくて、”もしかしたら問題だというのは思い込みかもしれない”という気づきを相手に抱かせた方が、物事の推進力を高めることが出来るんだなと分かりました。
私自身の視点を変えられなかったばっかりに、Aさんにはもったいない時間の使わせ方をさせてしまいました。」
と苦笑いをしていました。

心配をするというのは人間が生命維持のために必要な能力でもあります。
ですが、物事を推進するには足かせになってしまうことも少なくないのかもしれません。
足かせを外すには、”どうしたい”を問うことで本当に心配し対策を取るべきことを
抜き出すことが出来るのだと思います。
相手にだけじゃなく、自分にも使えそうですね!

人事コンサルタント
金森秀晃

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