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“全部調べなきゃ症候群”への処方箋

“全部調べなきゃ症候群”への処方箋

部下にスピード感をもって仕事をして欲しい。そう願う管理職の方は少なくないと思います。
研修やコンサルで関わらせていただく、若手層の方々をみていると、真面目に確実にやろうとなさっている方が大半になります。しかしそれが行き過ぎてしまい、仕事をしっかりと進めようとするほど、どんどん推進スピードが遅くなる場合があります。

この場合、部下は
・上司の質問にすべて答えることができるよう準備しなければいけない
・分からないことがないように、すべて調べておかなくては
などと必要以上に考えすぎてしまっていることが多いように思います。

■症状:仕事を進めることよりも、自分の理解度が優先になってしまい、仕事がどんどん溜まっていく
■頻発するタイプ:
・他者から「ソツなくなんでもできそうだね」と言われる
・周りから期待されるほど燃える・基本的に大きいミスが少ない方だ

■よく見られる言動:
・「まだ全部理解してないので動けません」
・(聞いたことがないことだと特に)フリーズしてしまう、できなかったことに必要以上に落ち込む
 ・上司から言われたアドバイスなどを、一言一句漏らさずに記憶しようとする  

このようになる要因として、様々あるのですが
●とりあえず、言われたことをやろうとする
●どうなったらその仕事のゴールなのかを分かっていない(設定していない)というのが考えられます。
回避するポイントとしては”相手が求めるゴールを確認する(または仮説を立てる)こと”です。
実際のところ、ゴールは、仕事毎に異なります。

たとえば、営業やマーケティングであれば売ることです。
場合によっては、上司に報告することかもしれません。
ゴールを理解していないことが原因で、
「これでは足りないのでは?何かあったら、対応できない…」と不安になり、過剰な「準備」を重ねてしまいます。最終的に、納期ギリギリで仕事が完了するのは想像がつきそうですよね。
最悪の場合、納期を守ったはいいけれど、上司や取引先からダメ出しをくらって、やり直しとなるかもしれません。

自分の知識が追いついていなくとも、コールさえ理解しておけば、
何を抑えておくべきか?が明確になり、
仕事のスピード間が加速していくように思います。

人事コンサルタント
金森 秀晃

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