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中村哲 医師の願いから ~オアシスを見出す~

中村哲 医師の願いから ~オアシスを見出す~

連日の報道でご存知の方も多いと思いますが、
長年にわたりアフガニスタンで医療や灌漑(かんがい)整備などを支援していた「ペシャワール会」現地代表で
医師の中村哲さんが12月4日、アフガニスタンで車で移動中に銃撃され、亡くなられました。

中村,哲,アフガニスタン

『100の診療所よりも1本の用水路』
この言葉が中村さんの合言葉だったそうです。
どれほど医療を施したとしても、水がなければ命をつなぐことはできないと痛感し、
元々は医師でありながら、医療援助の枠を越え砂漠に水を行き渡らせようと取り組み続けました。
自ら重機を操り、現地の方々とともに作業をすることもあったそうです。

地元の人が何を求めているのか、そのためにできることを、
現地に根を下ろして理解し、現地の人の目線で支援を続けていました。
だからこそ現地の人々から受け入れられ、また支えられて活動をなさっていたのだと思います。

私たちには果てしない砂漠にしか見えなくとも
おそらく中村さんの目には、水が行き渡り草木が茂るオアシスに
なっている風景がいつも映っていたのかもしれません。

中村,哲,灌漑

中村さんの取り組みに、
・常にエンドユーザーのことを思うこと
・現状がいかに理想とかけ離れていても、
理想に近づくために歩みを止めないこと
このふたつの両立を学ばせていただいたように思います。

いま弊社が携わらせていただいている、
人材育成の研修・コンサルタントという仕事においても同じことが言えると思います。
クライアントが何を求めているかを、
ともに働く同士のような目線で見続け
あるべき組織の状態(=オアシス)を自身が見出し続けること。

オアシスの形は異なれど、
自分に与えられた役割を全うしようとすること。
未熟だからこそ、精進し続けようと思います。

人事コンサルタント
金森 秀晃

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